熱中小学校2期生の服部 登(はっとり のぼる)です。
地元紙、山形新聞の販売店をしております。
今日も来ました高畠町時沢の熱中小学校。
さて、今日の1時間目「新技術」の授業風景。
講師は古川享さん。(元日本法人マイクロソフト株式会社 初代代表取締役社長)
何故、この人が高畠町に・・・。
日本のIT業界のレジェンドでしょ・・・。
最近の古川さんを事前に調べていましたから・・・左半身が思うようにいかないのは存じておりました。それでも来ていただいたのですか(驚)
御名刺までいただき、感無量です。生きていて良かったぁ。
(現在は慶應義塾大学の教授をなさっておられます)
さて、授業内容で一番印象的だったのが「ドローンをドローンとだけ考えてはいけない。ひと手間を加えること。」のお話し。
そうそうそう。
私も常々、「今あるものは過去にあったモノの組み合わせでしかない」と主張し、実践して、ここまで来ましたから。
常に、この形が最終形態ではない!と挑んでいます。
他にも心に響くお話は沢山あるんだけど、それは内緒。
本当にありがとうございました。
次の2時間目は「生活」の授業で講師は辻育子さん。(懐石料理「懐石辻留」4代目)
最近、つくづく思うんです。
趣味がないって。とにかく、今まで仕事ばかりしてきましたから。
最近は「食べることしか興味ないかなぁ」と思っているところでしたから、正に運命的な授業でした。
○旬なモノを使う
○材料の持ち味を生かす
○思いやり、親切心、心配りを忘れない
懐石料理の世界だけではなく、これ全て経営にも役立ちます。
それと、先生のお店のお豆をいただきながら箸の使い方を教わりました。
①利き手で箸を上から持つ
②利き手の逆で沿える
③利き手を箸をなぞって掴むポジションに持っていく
箸を置く時は逆。
ウチは両親とも戦中に生まれた貧しい農家の家の子でしたから(笑)
当然ですが、このような作法的なことを「その子(私)」が習う機会などなく、突然大人になってしまいました。
こういうことを周りで教えていただける人がいないので、本当にありがたいです。
さて、今日の授業を受けての発見は「生活の豊かさ」です。
これは金銭的なことばかりではありません。ある意味、全ての産業はそこを目指しているわけです。
私達、新聞販売業も目指しております。
今週も、本当に夢のような土曜日でした。
つづく・・・。