【第406話】入学式シーズン…。実はこれが奥が深い

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山形新聞米沢東専売所からです。

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この時期、県内は入学式シーズンのピークです。

当店も子育て世代の従業員が多いので例外なく影響があります。

それは喜ばしいことであり、お互い様でもあります。

しかし、現場は週末で猫の手も借りたいのが本音でしょう。

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「私が手伝ってあげれればいいんでしょうけど・・・」と声を掛けると「いいえ。大丈夫です。」と彼女達からは気丈な返事が返ってくる。

自分で言うのもいかがなものかと思いますが、私はこの業界で考えられる最短で最速の道を歩かさせていただいているのかも知れません。したがって、お恥ずかしいことですがその弊害として知らないこと、出来ないことが多々あるのも事実です。現にチラシ作業は一切できません。(恥)

しかし、私の人生経験で確信になっている出来事があります。

私は以前、山形県では有名な飲料メーカーであるサ○&リブの山形○品でサラリーマンを20年近くさせていただいておりました。

今夏の参○院員選挙で話題のホニャララです。私の我儘で退職したにも関わらず、先日も話題の前社長と元社長の二人で自宅に来ていただいて、いつか今夏の件とはまったく別の機会にて御恩返しをしなければいけないのですが・・・。(話題の前社長とはご一緒に仕事をさせていただいたことはないのですがワザワザ)

話が横道に逸れたので戻しますが・・・。

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私は古巣に入社してすぐ、タイミングもあったのですが(世の中が缶詰から飲料に変化していった頃)サクランボの缶詰ラインの責任者となりました。当時はすでに減少傾向ではありましたが、まだまだ喫茶店がブイブイ言っていた頃でパフェとかクリームソーダにはサクランボの缶詰は必需品の時代でした。

しかし、時代はペットボトルの飲料に変わる時期で主力はそちらに行き、私のような新人がいきなり旧来の製造ラインの責任者になりました。(バブルだったし・・・笑)

当時、当然旧来の缶詰ラインですから何十人のおばちゃん達の人力で製造していたわけで、そこに学校出のアンチャンが責任者(私)で来たのです。

勿論、リーダーとは何たるかなど知る訳もなく、とにかくチカラにならなくちゃと思い、おばちゃん達の仕事を手伝おうとしたら当時のおばちゃんリーダーから・・・。

「服部さんは親方なんだからこういう作業はしなくていい。それは私達の仕事なんだから。ドッシリ構えてればいい、それが服部さんの仕事だよ。」

と教えられました。

それが後の私の人生に多大な影響を与えたのは言うまでもありません。

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そうです。彼女達も私に作業を手伝ってもらうより、私にしか出来ないことを期待し、自分達を良い方向に導いて欲しいのです。

「それは貴方にしかできない仕事だと・・・。」

私へのメッセージです。

勿論、私にはよく伝わっていますよ。

つづく・・・。

 

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